ゆりかの日記

心にうつりゆくよしなし事

元彼引き寄せの法則(は、ありまーす!)

日付は変わってしまったけど、昨日(10/10)なんだか不思議な経験をしたので記録。
運命(のいたずら?)とかってあるのかな〜と思ってしまった。

1日のうちに私の元彼2人両方とすれ違ってしまった。
しかも1人は新しい方の元彼で、すれ違うのは別れてから初めて。さらに、授業を抜けて、自転車で家に帰っていた途中に用事を思い出し、反対側にある目的地に向かう途中の交差点で対向ですれ違うというかなりの偶然。授業をあのタイミングで途中抜けして、帰宅途中のあのタイミングで用事を思い出さなければ出会わなかった。
さらにすれ違う直前まで私は気づいていなかったし、向こうは私のことを見ないようにしてたけど、幅がある交差点で、真隣を行き違う形ですれ違った。

なんかこういうこと多いんだよね、、私。「元彼とすれ違った」だけだったら元彼と私のどっちが引き寄せてるかわからないけど(デートで毎回雨が降ったら、どっちが雨男/雨女かわからないのとおんなじ)(古い元彼はいつも、最終的にはいはい俺が雨男ですわってなってくれたの思い出しちゃったわ)、今日私両方(n=2)とすれ違っちゃったからね。1日で。

...これは私に元彼を引き寄せる力があるとしか言いようがないよね。エビデンスできちゃったわ。Magical!

 

いや、嬉しくないけど。
この新しい方の元彼には、ほとほと振り回されたし、この人のせいで人生狂ったなと思ってる。久しぶりにすれ違って、私のことを見ないようにして無表情を努めている元彼の顔を見て、シラフで見ると案外気持ち悪い顔だったんだな、と思った。さいあく。

なお古いほうの元彼とは授業被ってるけど、活発に質問する(そんなキャラじゃなかったのにね...)から無理やり存在を意識させられて、そのせいで別れてから今までのいまいち進んでない人生を突きつけられるから、これもさいあく。

 

こういう時は宮野真守の美声に癒されるに限る、と思い、夜を明かしてデスノートを一気見してしまった。これを見ていた中学生の時は、自分がこんな彼氏を作るなんて思ってなかったな。フフフ、はーっはっはっは!

中学生の私よ、腐女子真っ盛りの君には想像もつかないだろうが、君は意外と、a)全国トップレベルの賢さで、b)外見もまあかっこいい、c)それぞれに良い声の、まさに夜神月寄りの男たちに、しかも向こうからアプローチする形で、熱烈に愛してもらえることになるよ。あ、ちなみに高校の時心酔して受験学部を決定づけることになる塾の先生とは全然違うタイプだよ。(君は結構選り好みするから、大学3年まで誰とも付き合えないけどねw
だけどその後なかなか辛い経験をするよ2回とも。そして別れた後も引き寄せちゃう。頑張ってねー。

目標達成できなかった時に気をつけるべき、ただ一つのこと

自分はこの1年何事にもやる気がわかなかった。自分でもそんな自分が受け入れられなくて、全身アトピーが出た。
これがなぜだか長いことラベリングできなかったが、今ならwhat-the-hell effect (どうにでもなれ効果) だったのだとわかる。

what-the-hell effectとは、ケリー・マクゴナガル教授が概念化したもので、ある目標が達成できないと、「どうにでもなれ」と自暴自棄になってその他の目標も達成する努力を放棄してしまうという心理現象のこと。

よくあげられているのは、ダイエットの小目標("脂っこいものを食べない")を一度破ってしまうと、そのあとどうでも良くなってたくさん食べてしまうという例。

こう聞くとかわいいものだが、自分の場合は、達成しようと思っていた1年間の目標が実現できなかったために、そのあとの半年も努力しきれなかった(大事な踏ん張りどきに、逃げてしまった)、そのためにさらに目標から遠のいた、というものだからかなり深刻なダメージだった。

対策としては
・自分を許してあげること (これは、過去を悔いて未来をダメにしないためにも、義務)
・目標を長期的なものに再設定すること
・「しない」目標ではなく「する」目標として認識を変えること
が有効だ。

でも自分は、一人で、孤独だったので(ついでに元彼と動線が被り、過去を振り返りネガティブな感情を喚起させられやすかったので)、長々こじらせてしまった

この時間を「無駄」ではなく、「学び」にするには、今後、目標達成に失敗した時に、what-the-hell effectを意識的に回避すること。環境調整も含めて。

全ては認識 - 心頭滅却すれば火もまた涼し

言った人は全身滅却してしまったらしい...ので人命リスクがある場合やめたほうがいい、というのはおいておいて。

最近この世には、対象物と、自分の認識があって、自分が何を感じるかは認識次第であり、感情をもコントロールできるのだと思えてきた。

雪山で遭難した男性が、絶望せずに下山できたコツがある。それはゲーム化だ。

「あの川まで10分で行けるか、ゲームスタート」「怪我してしまったが、あの木まで20分で行けるか、ゲーム続行」というように、ゲーム化して、プレイを続行することにより、生存したという。

これは、認識枠組みをコントロールすることにより、感情と、帰結を変えることができた素晴らしい例だと思う。

この話の面白いところは、人生のメタファーとしても受け取れるところ。私の人生も、遭難していたことがあった。時に任せるよりも、良い帰結を掴み取るには、こうした認識のコントロールが重要だ。

 

 

「寂しさ」の根源

私は社交的な性格で、友人も多いと思うが、寂しい。
大学院生(かつ、同期の友人は皆留学してしまっていない)という極限状況ではあるが、毎週末人と会う予定があるし、オンラインでも複数の人とやりとりをしている。それでも寂しい。

理由がわかった。それは、自分がこれまで悩みの解決をアウトソースしており、解決能力を内製することなく、相談相手を失ってしまったからである。

 

悩み多き私にとっての心の支えは、年上の元カレだった。彼は私より4つ年上で、とても頭の回転の早い、頼れる存在だった。ただし、彼の精神が安定している時に限って。

結局その人とはお別れしたのだったが、その後はいくら友達と話しても寂しさは解消されなかった。自分からお別れを決めたし恋愛関係に未練はなかったが、何度もその人に連絡することを考えた。そして長期的なダウンサイドを考え思いとどまり、元彼とのように気兼ねなく話せる友人がいないことに、寂しさを感じていた。

そもそも、悩みを人と話して解決するスタイルを前提にしていたからこそ、元彼のような、どんな痛い内容でも優しくじっくり聞いてくれて、的確に返してくれる存在を必要としていたのだ。しかし、本来、これを自分の中で処理できるようにならないと、自分の成し遂げたいことのために、時間/注意資源を集中させることはできないのだと悟った。

 

何かを成し遂げたいのであれば、人並みならない集中が求められる。自分のこの、相談相手を求めてゾンビのように歩き回る心も、アラインさせなければならない。

論理的な文章の書き方

演繹的に考えれば当たり前のようなのだが、ようやく腹落ちしたので、備忘録。

なお、この作業は、OSプリインストールの付箋ソフト(私はMacなのでスティッキーズ)などを使うと編集が楽な上、他の資料を見ながら参照・書き込みが可能で便利。

 

①まず大まかな論理構成を決める(章立て)

②書かなければならない/伝えたい内容をまずその大きな箱の中に入れて概要を書く

③上記で既知数を特定したら、それらをうまく結ぶために必要なもの(ファクトや論理的展開)を導出する。

ここが重要で、含めたい内容どうしがぶつかってしまうときは、切り口を変える必要があるときがある。自分の場合は、実験の結果がいい意味で予想外だったので、平坦な先行研究レビューだと、自分の研究でアピールしたいポイントと繋がらなかった。そこで、実験デザインから逆算して、流れから導出するべきリサーチクエスチョンをもう一度整理したらうまくいった

④必要なものがわかったので、あとは書くだけ。

"持論"を作るためには

最近、議論 (argument) の読み方が変わってきたと感じるので、アウトプット。

たまに歌舞伎町No1のホストの番組なんかを見てしまうタイプの人間だが、今のNo1の人(お名前は出さないが)は特にユニークだった。

私と同い年という若さにして、オラオラスタイルを確立して、ワンパターンではない比喩を多用して、彼の持論を展開していく。よく考えると言ってる内容は大したことないが、なんだか筋が通っているように聞こえる。声の出し方、自分が模範だと言わんばかりの異色の外見、偉そうな姿勢。「雰囲気」をうまく身につけた人だと感じた。

ストリートスマートネスが高い。
京都で、一見さんお断りでも利益を出しているビジネスから自分と顧客の関係性に応用できないか考える。自分個人のブランドロゴを作ってしまう。(昼の世界の人間から見ると若干痛いが、一本の酒に10倍もの値段を払わせることが可能なこの世界では、こうした印象形成も重要な戦略であろう)

 

さて、本題。スマホでなんでも検索できる今日、情報をかき集めて、それなりの意見をいうことは、誰にでもできる。そして問題は、そうしたネット上の言葉の背後にある思考の薄さに無自覚なまま、影響を受けていることが多いことである、と周囲を観察して思う。

リテラシーとして、「文章の書き手は誰で、何を書くことに利益があるのか」「どう言ったバックグラウンドを持っていて、どの分野に目が行きがちで、どのように評価しがちなのか」という神視点の捉え直し能力は必須であろう。

ただ、持論を作るためには、情報の受け取り方を改善するだけでは足りない。一度、情報を受動的に処理することをストップして、自分の脳の回路を主体的に動かさなければいけない。シャワーやトイレに入っている時や、日記なりブログなりを書いてる時は、強制的にインプットを遮断されるチャンスだ。こうした瞬間に、自分の情報に対する姿勢が、受動/能動のどちらに傾いているか、セルフチェックすることも大事だ。

こうした積み重ねをしていくと、だんだん「陳腐な議論」というのがわかってくるようになる。あー、なんか前誰かが言ってたの聞いたことある気がする、着陸点が早すぎる浅い切り口ね、というように。特にウェブ記事なんかは、あまり長くしないために綺麗事でまとめがちですから。または、パーキンソンの凡俗効果を活用して、誰でも理解できるような表面的な次元で議論をしたがる。

 

前半と後半が全く意味上接続してないことに気づかれた方は、すみません。
反省しています。

初の民間月周回プロジェクト

ZOZOTOWN前澤氏が5年後(予定)月に行くようだ。

www.huffingtonpost.jp

dearmoon.earth

もちろん高い危険を伴うプロジェクトではあるが、それを織り込んでも初の月周回をやりたいビリオネアなど大勢いるだろう。
その中で、Elon Muskも宇宙市場を盛り上げて投資を呼び込みたいから、アーティストという強い影響力を持つ人々を巻き込めるこのプロジェクトを、初のBFRミッションに選んだのだろう。企画提案力でチャンスをつかんだ前澤氏、あっぱれという感じ。

ちなみにインタビューQ&Aによると、一回BFR(SpaceXが開発中の大型ロケット)を月まで飛ばすのに5 billion dollars (5600億円)かかるらしい。前澤氏は開発費も払うというから、もっと支払うのだろう(depositは支払済みと言っていたが)。

いずれにせよ時代の動きを感じますね。精神面でかなり疲弊していると噂のElonですが、SpaceXをここまで持ってきた凄さにただただ感服するばかりです。

wired.jp

Elonより2年前に生まれたはずなのに、彼の偉業がすごすぎて悲しくなる、という曲("Elon Musk Is Making Me Sad") を作ったアーティストもいたが、この人ロケットに乗れたらめっちゃラッキーだよね。笑

www.youtube.com