ゆりかの日記

心にうつりゆくよしなし事

Sugar Withdrawal

砂糖依存症の人間が、砂糖を断たれて、甘いものを求めて歩き回る。
それが、まさに今の自分の状態であると自覚した。

元彼は私の1年を台無しにした、ひどい存在だと思うが、元気な時の彼はいつも私の話に耳を傾け、ゆりかちゃんゆりかちゃん〜といって優しくしてくれた。年上で仕事のできる元彼からのそうした対応は、何かあれば助けてもらえるという安心感と、自分は愛される存在であるという自信のもとにもなっていた。

同時に、自分の人生を自分で組み上げていかなければならない、という危機感が失われ、問題解決の方法として、親身になって話を聞いて自分のことのように考えてくれる、信頼できる他人を前提にするようになってしまった。

そのような存在である元彼と決別し、前に進んでいくことは、それ自体多大な意志力を必要とする状況だった。以前だったら、元彼に相談したいくらいのことだったが、当然頼ることはできない。
考えられる手は①元彼の代替を探す②自己解決能力を培う のどちらかだ。

自分はこれまで、①が唯一の方法だと考え、話せる友人を探したり、マッチングアプリ で出会いの場を広げ異性を探したりすることに時間を使ってきた。しかし、元彼の代わりになるような人はおらず、ただ落胆するばかりだった。

しかし、大人の女として本当にやるべきだったのは②だったと気づいた。そして、そもそも問題自体の問い直しとして、自分が何事かで成功したい(しかも、競争が激しくなるこの時代において)のであれば、もっと自分自身の戦略を考えなければいけない、そんなときに、いつまでもグダグダしている場合ではないという自覚がようやく戻ってきた。

今やっていることが、心底ワクワクすることではなく、暇な時間を作ってしまうからだろう。早く、自分がワクワクできるようなシナリオを書いて、そこに乗るしかないな。自分は女子校時代にあれだけ頑張れたんだから、異性をさがさなくても頑張れる。