ゆりかの日記

心にうつりゆくよしなし事

ストレスで動けなくなった時にやるべきこと

 

メンタルやられるとやばい

この一年の最大の学びは、「メンタルがマジで落ちることってある」ということでした。

自分は水泳をやっていた幼少時から勝ち癖がついていて、目標のためなら全く疲労を感じずにがむしゃらに努力できるタイプなのだが、そんな自分でも、メンタルを病んで動けなくなることがある、ということを知りました。
メンタルを病んでしまった友人の自殺予告などにがっつり振り回され色々なチャンスを逃し負け癖がついてしまったこと、他責的な思考パターンもちょっとうつってしまったことが原因だと分析していますが、1年ほど、本当に自分のセルフイメージが崩れるほどに、努力しきれず、結果を残せない時期が続きました。

ようやく回復して、これまでのビハインドを取り戻すぞ!という気持ちになれているので、今後同じことを繰り返さないためにも、「どうやったらいち早く回復できるか」を備忘録的にまとめておこうと思います。

 

やるべきこと

1. 傾聴と共感を確保する

今振り返っても、傾聴と共感を得られたのが回復の契機だったと思います。
不思議なことに、「それは辛かったですね、私だったとしても疲弊してしまうと思います。」などと言ってもらえるだけでネガティブな気持ちを手放せるようになったりするのです。
ここで注意すべきは、家族や恋人といった親しい間柄の人にこの役割を期待しないほうがいいです。彼らにも感情がありますが、自分の求める反応が得られないと、「自分の味方をしてくれないのか」と逆に寂しくなったりします。

ここは、臨床心理士の方などによるプロフェッショナルサービスを受けるべきでしょう。自分にはcotreeというサービスでの、メールカウンセリングがとてもよかったです(友人にも勧めたほど)。
文章で書くことによって、自分の中で一度状況を整理し、「何を自分が乗り越えるべきか」という課題を特定することができました。また、対面だとありがちな、伝え忘れや、相手の反応に合わせたり過剰反応してしまうといったこともなく、最高でした。

2. 現状を「飲み込む」

優しさに包まれて回復したら、次は現状を飲み込みましょう。
「受け入れる」と言った生半可で受動的なマインドセットではダメです。
積極的に、飲み込みに行くのです。
現状を把握した上で、冷静に自分が何をすべきかを考えましょう。

3. 今が自分の人生のうち一番若い時期であることを意識する

失った時間や機会の重さに涙が止まらないこともあるでしょう。
ただ確実に真理なのは、今があなたの人生において、一番若い瞬間であるということ。いつまでも落ち込んでいると、この先に広がるあなたの人生まで、灰色にしてしまうということです。
いち早く切り替えることが大事なのは、このためです。

4. 少しずつ、習慣を取り戻す

落ち込んでいるときに陥りがちなのは、「習慣をおろそかにすること」。
最初は心が疲れすぎているので仕方ないのですが、少しずつ、だるくても気が向かなくても、継続することを増やしていきましょう。
「小さな習慣」という本にもありますが、極論、「毎日自分の鼻の頭を触る」と言ったレベルの習慣から初めてもいいです。
習慣化は一気にはできないので、一つ習慣を定着できたら、また次の習慣、という風に、段階的に習慣化を勧めていきましょう。
iPhoneユーザでしたら、Todayというアプリがおすすめです。

5. 長期目標・中期目標・短期目標を定め、この達成状況を管理する

さて、習慣を実行できるようになったら、それが目指すゴールにつながるように、目標をデザインしましょう。
あとはやるのみです。

6. 昔よりも少し強い自分になる

はい、ここまできたら、辛い経験を乗り越え、昔よりも強い自分に出会えていると思います。人生にはどうしようもなくもがく時期もありますが、これを糧にして、今後の人生を豊かに生きる決意をしましょう。